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底辺ネットライターが思うこと

思うことをひたすら書くだけ

「そんな昔のこと、早く忘れなよ」は科学的に考えて無理らしい

犯罪被害の話

先日、ライティングの仕事の絡みで、メンタルや脳に関する学問の識者の方とお話させていただく機会があった。

その識者の方とのお話で私が衝撃を受けた一言がこれだった。

「0歳児でもPTSDになります。だからしつけでも暴力は絶対にふるってはいけないんです」

心的外傷後ストレス障害(しんてきがいしょうごストレスしょうがい、Post Traumatic Stress Disorder、PTSD)は、命の安全が脅かされるような出来事、戦争、天災、事故、犯罪、虐待などによって強い精神的衝撃を受けることが原因で、著しい苦痛や、生活機能の障害をもたらしているストレス障害である[1]

の傷は、心的外傷またはトラウマ(本来は単に「外傷」の意で、日本でも救命や外傷外科ではその意味で使われ、特に致命的外傷の意味で使われることが多いが、一般には心的外傷として使用される場合がほとんどである)と呼ばれる。トラウマには事故・災害時の急性トラウマと、児童虐待など繰り返し加害される慢性の心理的外傷がある。

心的外傷後ストレス障害は地震洪水火事のような災害、または事故戦争といった人災、あるいはいじめテロ監禁虐待パワハラモラハラドメスティックバイオレンス強姦体罰などの犯罪、つまり、生命が脅かされたり、人としての尊厳が損なわれるような多様な原因によって生じうる。 

心的外傷後ストレス障害 - Wikipedia

 0歳でこうしたストレス障害を患い、今後の人生に影響を及ぼす可能性があるということは。

子どもの頃に受けた犯罪被害の影響を一生受け続けてもおかしくないということになる。

 

私の元に寄せられた犯罪被害に関する相談やメールの中に

「「昔のことなんだから忘れなさい」「今生きているんだからいいでしょ」と言われて辛いです」

という内容が多かった。

大人になったら記憶すらない0歳で受けた暴力ですらその人の一生を左右する障害になり得るのに、自我を持って生活している最中に遭った被害で負った傷に関して簡単に忘れられるわけないじゃないか。

 

私はこれまで「辛い気持ちを大事にしてください」というアドバイスしかできなかった。

「そんなこと言ったら傷付くんだから言うな」と言うことしかできなかった。

 

けれど、科学的に「それは無理」ということが実証されているとしたら、このことが広まれば、人の心はどう変わるだろうか?

人に優しくなることができるだろうか。それとも。