底辺ネットライターが思うこと

思うことをひたすら書くだけ

今の私と5年前の私と5年後の私

はてなブログ5周年ありがとうキャンペーン』なるものが開催されているのが目に入ったので、参加させていただきます。

お題第2弾「5年後の自分へ」
http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/hatenablog-5th-anniversary

 

「5年後の自分」は何をしているのでしょうか。

5年前の私は、いろんなごたごたが片付き始めて、結婚した頃でした。きっとこれから幸せになれるのだろう。きっとこれからは普通の人生を歩んでいくのだろう。この人がいるのだから。漠然とそう信じていました。

今まで私の人生が辛かったのは、何かの決断を下さなければならない時、私しか頼る人がいなかったから。横に私と一緒に何をしていくかどう決めていくかを考えてくれる人がいれば、きっと大丈夫。そう信じていました。

けれど今となっては、結婚して2人になったってうまくいかないことはうまくいかないし、結婚が完璧な何かを作り上げる手段ではないことを知っています。あの頃の、5年前の私は夢想していました。その夢想が現実味を帯びた着地点を見つけ、今の家があります。

5年前の私は、私が「ライター」を名乗るなんてことがあると思ってもいませんでした。なんとなく専業主婦としてのんびりと生きていくのだろうと、働いてもパートに出るぐらいだろうと。パートに出てもいいけど、接客業は怖いから嫌だなぁなんて考えていました。

 

それから色んなことがありました。

最初にネットライターの仕事に就いた時は、「ああもうずっとこのままでいいや」と思っていました。私は私が望んだ通りの働き方ができて、幸せでした。

それからあらゆる出来事を経て、「ああもうこのままではだめだ」と心が叫んだ時に、私を助けてくれたのがはてなブログです。

真っ黒な仕事が目の前に詰まれているのに体が動かず、それでも納期は迫ってきて、ベッドの中でガタガタと震えていました。普通の人だったら「わー」と叫びながら、外に飛び出して行ったのかもしれません。

けれど、私の心の逃げ道はいつもモニターの向こう側にありました。遊びも仕事も現実逃避も生活のための買い物も全部モニターの向こう側に。

「仕事をしなければ」とよろよろとパソコンデスクの前まで歩き、震える手をキーボードに添えてはみましたが、動かず。動き出したと思ったら。私は匿名ダイアリーを書いていました。

書き始めた途端にぼろぼろと涙がこぼれて、「ああ、文章を書くってこんな気持ちだったな」と、心を風が吹き抜けていくようでした。

そしてたくさんの人からのコメントを受けて、ブログを始めて、ライターとして独り立ちしました。

私は夫に養われている身なので、ここまで自由に活動させてもらうことができました。

今の私は、夫と、はてなブログと、はてなブックマーカーと呼ばれる方々がいなければ存在していません。

 

あれからまだ半年も経っていませんが、私はライターとして仕事に困らないようになりました。

最初の頃は、独立したと言ってもライターとしての経歴がアフィリエイト案件の記事作成しかありませんでしたので、そうした記事をこれからもずっと書いていくのだろうと思っていました。

それでも構いませんでした。私はアフィリエイトが嫌いなわけではなく、ブラックな記事を書いてネットの海に垂れ流すのが嫌だっただけですから。私のブログを読んでそのような記事の発注をしてくる人はいないと確信していましたし、実際にいませんでした。

しかし、思った以上に多方面から仕事のご依頼をいただき、この半年で私は今まで見たことのなかったものをたくさん見て、経験することができました。

先日の記事にちらりと書きましたが、ある分野で著名な学者の方とお話させていただく機会もありました。普通に生活をしていたら出会えなかったでしょう。私はその人からたくさんの知識をいただきました。私の頭の中で築かれている世界に一つ新しい町ができたようでした。

仕事として伺って記事を納品していますのでその対価を金銭という形でいただきましたが、私にとってはそうした経験も報酬でした。

 

アフィリエイト案件も仕事として現在も請け負っております。ほとんどのクライアントは記事単位ではなくサイト単位で発注してくださるので、これだけでもなかなかの仕事量です。

アフィリエイト案件に関しても、1つのテーマに関してきちんと打ち合わせをさせていただいて、「誠実な記事を書きましょう」とおっしゃってくださるクライアントばかりで、文章を書くことが本当に楽しいです。

9月、じんましんで体を壊して仕事ができなかった時に「ああ、もう全て終わった」と思いましたが、クライアントは私の体を案じるだけでした。

「どんな状況であれ体調を崩して休む人間は悪」のように扱われた数年間を送っていましたから、もうこれだけで私の顔は嬉し涙でぐちゃぐちゃでした。

 

記事単価は、ブログを始める前、底辺を自称していた時からして倍以上になりました。

そのことで私は文章を書くことへの自信を取り戻し、文章にかける熱意や時間が全く変わりました。

時間をかけて書くと言うと「時給換算したら報酬が安くなっているのでは」と捉えられる方は多いでしょう。それは違うと私は考えていますし、実際に違います。

私は記事を書く時、自分が理解できるまで必要なことを調べます。「ネットの情報があてにならない」と感じた時は本を読んだり、どこかに問い合わせをして確認できることであれば電話をして問い合わせたりします。

そうするとそのテーマで書く1つ目の記事はとても時間がかかります。けれど、自分の知識として頭の中に情報が蓄えられているので、2記事目からのスピードが変わってきます。こうすることで、実質、執筆時間の短縮ができています。

最終的には単価アップしている上に、クライアントからの信頼までいただくことができます。

私は今こういう仕事のやり方をさせていただけていることが大変嬉しく、幸せに感じているのです。

半年間で、色んな方と出会い、お話しさせていただき、ご縁をいただき、仕事をいただき。現在ではアフィリエイト案件が50%、その他の仕事が50%といった具合で仕事のご依頼をいただいております。

 

5年後の私は、一体何をしているでしょうか。

半年でここまで人生ががらりと変わってしまった私にとって、1年後ですら未知です。

もしかしたらライターとして成長しているかもしれませんし、逆にライターを辞めてしまっているかもしれません。現状維持ということもありえます。何が起こるかわかりません。

もしかしたら何か大事件が起こって一人になってしまっているかもしれないし、三人に増えているかもしれないし。

願わくは、ライターとして成長し、どこかの誰かの心に響くような記事を書くことができていればと思います。そして、その隣に夫がいてくれたらと。仲良くできていたらと。

(実は今ケンカ中なので少し弱気になっています。ポケモンGOは関係ありません)

 

そういえば、夫が「僕もブログ始めようかな」と言っていました。

「何を書くの?」と聞いたら、「まずはハイパーボールを捨てる動画から始めようかな」と。もう何年も一緒にいますが、よくわからない人です。いえ、逆にわかりやすいとも言えますね。

ポケモンGOの記事を書いて「毒嫁」と言われて落ち込んでいた時、夫にしつこく弱音を吐いていましたから、その時のことを夫の方が気にしているのでしょう。

夫は私みたいな文系根暗ネガティブ人間とは正反対の理系ポジティブ人間ですので、もしブログを始めたら私と全然違う物になるのだろうなと思います。

5年後、もしかしたら夫の方がブロガーとして活躍しているかもしれないなと想像すると、少し面白いですね。

 

はてなブログはユーザーに対して「ありがとう」を呼びかけるためにこのキャンペーンを開催されていますが、私ははてなブログに対して「ありがとう」を伝えたいと思い、今回、参加させていただきました。

 

本当にありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。