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底辺ネットライターが思うこと

私が思うことを主観的にひたすら綴る

心の琴線に触れる曲【悲しみ半分編】

捨てられない物 日記

確か、ジキルとハイドだっただろうか。

「葡萄酒が好きだけど、特別な時にしか飲まない。そんな真面目な男だ」

というような一節が、私の心の中の片隅にずっと残っている。

私はどちらかというと食い道楽で、食べ物に関してはあまり我慢しない。と言っても、日常的に好きな物ばかり食べていては健康やお金の問題になってくる。なので、普段の食事は節制する分、外食したいと思った時には迷わずに外に食べに出かけている。近所の居酒屋は野菜や魚が新鮮でとてもおいしいのにリーズナブルで、半月に一度は夫と訪れる。

そんな私が日頃我慢しているのは「心の琴線に触れる曲」を聴くということ。

これまで生きてきて、心の琴線に触れる曲とたくさん出会ってきた。嬉しくなる曲、泣きたくなる曲、怒りたくなる曲、たくさんの好きな曲がある。

三十路を超えてから、これらの曲を普段何気なく聴かないように意識するようになった。

これらの曲を聴く時はどうしようもなく心が落ち込んだ時や、逆に嬉しくて嬉しくて仕方がない時に聴くようにしている。そうすると、悲しみは半分に、嬉しさは倍になるような気がする。

先日、酷く落ち込むことがあった。その時にふと「心の琴線に触れる曲」を再生した。たくさん涙は流れたけれど、心はすっきりと軽やかになった。

聴き終える頃には悲しんだことが良い思い出のように感じられて、その思いを忘れたくなくて、飲んでいた缶コーヒーの写真を撮影した。

この世界にはたくさんの曲が溢れている。曲との出会いは偶然ばかり。出会うべき曲に出会えていない人もいるのかもしれない。

今日は思い出しついでに、私の思い出掘り出しも兼ねて、私の心の琴線に触れた曲を並べていこうと思う。

曲を試聴するためにYouTubeリンクを貼っておきますが、もしアーティストが気に入ったらCDや音源を購入してみてください。私のブログのリンクからでなくても構いません。

私が励まされた分、アーティストを応援できればいいなと思う限りです。

・ツバサ:アンダーグラフ

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この曲は流行したので聴いたことのある人も多いのではないだろうか。

初めての就職をするかしないかの時に聴いていた。専門学校に通っていた私と、同じクラスだった恋人。私だけが先に先に進んで行き、恋人はそこで停滞していた。

いつしか恋人は私のことを羨むようになった。嫌味じみたことを言うようになったし、浮気を仄めかすようにもなった。

ぎくしゃくした関係になっていった。そんな時に聴いたのが、この曲だった。恋人との別れを決めた時、別れた後、しばらくずっとこの曲を聴いていた。

私は彼に手を振ってもらえなかったけれど、帰らぬ儚き蒼き日々の思い出。 

ツバサ

ツバサ

  • アーティスト: アンダーグラフ
  • 出版社/メーカー: フォーライフ ミュージックエンタテイメント
  • 発売日: 2004/09/22
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・バラ色の日々:イエローモンキー

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この曲と出会ったのは高校生の頃だった。

私の高校時代は割と波乱万丈で、卒業できるのかどうか、いつも不安だった。成績がどうとかではなく、色んな人の色んな事情に絡まれて突き落とされた。高校生なんてまだみんな青いから、自分の問題を解決するために簡単に人を踏み台にした。人を利用した。私はそれをする間もなく、踏み台にされる側、利用される側へと堕ちていた。

あらゆる問題が解決して、卒業後の進路も確定し、後は卒業するだけとなった高校三年生の時に、この曲をよく聴いていた。

満たされ、流され、汚され、捨てられ、騙され、心まで奪われ。

この曲は冒頭から私の心の柔らかい部分に触れるメロディと歌詞をしていたけれど、この部分で私は崩れ落ちるように泣いた。誰にも言えないことを、誰かにわかってもらえた気がした。 

GOLDEN YEARS Singles 1996-2001

GOLDEN YEARS Singles 1996-2001

 

・車線変更25時:キンモクセイ

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「二人のアカボシ」という曲でヒットしたバンドの曲。私も二人のアカボシをきっかけに彼らを知り、アルバムを購入した。その中でもこの曲はとても心に響いた。

この曲に関しては特に思い出はない。

簡単過ぎて涙が出るぜ、前だけ見ても何も見えない。

簡単過ぎて涙が出るぜ、前だけ見れば何でも見える。

一曲の中に詰め込まれた矛盾が、とても現実的で、この曲を聴いているとこれまでのことを思い出してすとんと腑に落ちる気になる。色んなことを思い返して心を整理したい時にとても良い心の支えになってくれる。

この世は矛盾だらけだ。 

ベストコンディション~Kinmokusei single collection~

ベストコンディション~Kinmokusei single collection~

 

 ・まっくら森のうた

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この歌も、矛盾を唄った歌だ。

何かの矛盾に心がやられそうになった時に、ふと再生する。矛盾はそこに存在して当然なのだと思える。

まっくら森はうごきつづける。

世の中の矛盾が矛盾ではなくなったり、矛盾が増えてしまったり、そんなことを重ねて聴いてしまう。いつの時代に聴いてもしっくりと来る、不思議な曲。 

HIROKO TANIYAMA ’80s (エイティーズ)

HIROKO TANIYAMA ’80s (エイティーズ)

  • アーティスト: 谷山浩子,デニス・デ・ヤング,大島弓子,朝久義智,大村雅朗,乾裕樹,川島裕二,鷺巣詩郎,鳴海寛,平野孝幸,松下誠
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
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・柊ノ葬:ヴィドール

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突然のヴィジュアル系で驚かれたかもしれない。

私は大人になってからV系と言われる分野の音楽にハマり、色々と聴いていた。特にあらゆる問題の渦中の頃、私の心を支えていたのはV系の音楽ばかりだった。

その中でも、ヴィドールというインディーズバンドが好きだった。ボーカルのきれいな声と歌のうまさに感動した。それまでインディーズバンドに興味がなかったけれど、このバンドのおかげで私はインディーズバンドの素晴らしさを知った。

ヴィドールの曲は全般的に好きで、特にこの柊ノ葬を悲しい時に聴いていた。

単純に曲調や歌声が全て好きで、どの曲を聴いても癒されるような、傷口を優しく撫でられるような気持ちになった。ちょくちょく挟まれるデスボイスと言われるV系独特の叫び声に最初は戸惑ったものだが、聴いているうちに自然と心に馴染んでいった。

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他の曲は主に悲しい時に聴くけれど、このCryptic Tokyoだけは何かに悩んで困り果てた時に聴く。

誰かのために右手を差し出せば、左手が誰かを傷付ける。

何を選んでも正解なんてないのだと、後ろ暗い後押しをしてくれる。

 

BEST

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Proposal~卒業告白~2nd PRESS

Proposal~卒業告白~2nd PRESS

 

 

・ラストワード:宇宙戦隊NOIZ

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こちらもV系バンドと言われる人たちの曲。

インディーズバンドにはメジャーほどの規制がないからだろうか。私の心の琴線に触れる曲はとても多かった。

ふざけたバンド名の通り、彼らは普段ふざけてばかりで、面白い曲も前向きな曲もたくさん歌っている。だからこそ、時たまリリースするとんでもないバラードに体と心が痺れた。

「伸ばした手は届かず、宙を舞う。伝わらなかった最期の言」という歌詞の通り、この曲は自殺する人の心境を歌った歌だ。

辛い時、どうしようもなく逃げ場が欲しい時、こうして同調してくれる曲の存在はとても大事だと私は思う。実際、私はこの曲にとても励まされた。

 

CUBE

CUBE

 

 

私の音楽ファイルの中で目についた物から順番に並べてみたけれど、これで全てではない。また思い出したり、目に付いたりしたらまとめてみようと思う。

特に今回のリストは「悲しみ半分、嬉しさ倍増」と書いておきながら「悲しみ半分」の曲ばかりになってしまった。しかも男性が歌っている曲ばかり。最初に目についたのがアンダーグラフだったので、そこから紐付けて思い出して男性曲ばかり思い出してしまった。

次にまとめる気になった時は、嬉しさ倍増を意識してまとめてみようと思います。