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底辺ネットライターが思うこと

私が思うことを主観的にひたすら綴る

シナリオを担当いたしましたフリーゲーム「月の光」が公開されました

現在のライター業務に関する話 日記

まだ私が底辺ネットライターを名乗っていた頃、こんな不気味な名前の奴に仕事を依頼してくれた人がいました。驚くことに、何人も。

嬉しかった。できる限り全部引き受けようと思いました。

その時に請けた仕事のひとつが、先日、形になりました。

www.freem.ne.jp

サークル「電脳詐欺」様が制作しておりますフリーゲームのシナリオ担当させていただきました。

フリーゲームなので完全無料で遊ぶことができます。*1

「あなたの書いたシナリオが読んでみたいです」と添えられた仕事のご依頼に、私の胸は高鳴りました。

完全にプロットが決まっている状態からの肉付けでしたので、私のオリジナル作品ではありません。

ゲームデータフォルダの中に「おまけ」フォルダが入っておりますが、その中にあります「プロット.txt」をいただいて作成いたしました。

「私」という人間に興味を持ってくださっている方は、ゲームをプレイしてプロットを読んでみると、「ここからこういうことを考える人なのか」と想像して楽しんでいただけるかと思います。

もしプレイして、少しでも何か感じることがありましたら、上記URLのページに「感想レビュー」などを一言でも書き込んでいただけるととても嬉しいです。私も、制作に関わった全ての方が喜ばれると思います。

あらすじをざっと話してしまいますと

同級生の女友達に恋をしてしまった女の子、奈々子の話です。卒業後、最後に友達と会う日、奈々子は何を思い、どんな決断をするのか。

……という、女性同士の同性愛物語ですね。性的な描写はありませんが、こうしたお話が苦手な方はプレイしない方が良いです。

書いていた時のこと

初めて同性愛のお話を書きました。男女の恋愛と違う、同性同士ならではの、そして男性同士とも違う女性同士の、といったところを意識して肉付けしていきました。

女性同士は、男性同士よりも友人間の距離が近いことも多いでしょう。だからこそ抱いてしまう期待や不安や恋心、それにとらわれてしまったまだ青い乙女心、そうした物が書ければと考えながら筆を進めました。

書き上げた時は良い物が書けたと思い、しばらくして「ああすれば良かった、こうすれば良かった」と悩み、出来上がった物を見て感動いたしました。

同じシナリオを別の声優が朗読するという試みをされております。分岐やマルチエンディングはなく、シナリオが朗読されるのみのゲームですが、声によってシナリオの印象が変わってくるので、とても面白いです。

久しぶりに誰かが作った設定のもとシナリオを書き、誰かが作品に昇華してくれる体験をしました。

私はとても、楽しかった。

最近、文章仕事をしていて思うこと

私は文章を書くのが好きです。

ブログも、シナリオも、黒子仕事*2も、どれも楽しくやらせていただいております。

文章を書くのが好きだと言うと、「どうせエッセイやシナリオが書きたいんだろ?ちやほやされたいんだろ?」と揶揄されることがあります。

が、ここ半年仕事を続けていて私はそうではないと断言できます。そして、そういう人は恐らく多くいるのだろうと思います。

6月辺りから、うろうろと自分自身を探しながら色んな文章仕事をさせていただきました。文章で何かを表現したり、誰かの気持ちを代弁したりすることは、私にとってどれも楽しくやりがいがありました。

シナリオやエッセイは自発的に書くことができます。けれど、こうした文章は頼まれなければ書くことがありません。だからこうした仕事の楽しさを知っている人は限られてしまいます。そして、自発的に書ける文章に喜びを見い出す人が多くなってしまうでしょう。

結果的に「シナリオやエッセイを書きたい奴が多い」状態になりますし、そう言われてしまうのは仕方ないのかもしれません。けれど、何でもかんでも一括りにして見てしまうのは、そう言ってしまっている人が損をされているのではないかと感じております。

こんなことを書いているのは、「ライター」という肩書きを持つ著名ではない人たちが悩み、迷う状況が続いていると思っているからです。

「ああ言う奴はこういう奴だ」ということを声の大きな人が言っているのを聞いてしまって、自分に当てはめて、悲しくなることがあります。

けれど、自分の喜びや自分の仕事を一番よくわかっているのは自分なのだから、言いたい奴には言わせておけばいいんだ、と、最近では思うようになりました。

そう思えるほど、自分自身と向き合って、自信を持って、前を向いて未来を貪欲に選択していける環境に居ます。ありがたいことです。

いつ終わってしまうのかわかりませんが、できる限り明かりが途絶えぬよう精進していきたいと思う次第です。

 もし終わってしまっても、後悔しないようにだけ考えて。

*1:ゲームは無料ですが、私のシナリオは「仕事」としてご依頼をいただき対価をいただきました。無料での作品提供はいたしませんので、ご了承ください。

*2:名前が出ない仕事のことを最近ではこう呼んでおります。企業等のHP制作に使用する黒子仕事が今は多いです