底辺ネットライターが思うこと

思うことをひたすら書くだけ

書けるライターと企業のマッチングシステムとか組織化をした話とか諸々

私が「ライターを雇おう」と思ったのは、コンスタントに適正単価な記事の受注をいただけることになったからだった。

ライターとして登録(という言い方で正しいのだろうか。便宜上、雇用と言っているけれど、何だか違う気もしている。やはり言葉は難しい。)してもらったところで、仕事が渡せないのでは意味がない。

ずっと記事の仕事を渡して『副業』として成立させてもらうことができる。

そして私も一緒に書いているので、アドバイスもフォローもできる。

自分でこれまで気付かなかったけれど、私は文章うんぬんではなく、記事構成とか、テーマからの大喜利的発想とか、そういうのに長けているらしい。ライターが悩んだ時にそこを提供すれば、記事の質が担保できる。

逆に、私の苦手分野を得意分野としているライターに渡せばそれで解決する。

そうして私たちはどんどん成長している。

三人寄れば文殊の知恵とは、まさしくこのことかと実感している。

 

 

正直なところ、文章が書けて記事構成もできるのにライターをしないという人は、「不安」が理由でやっていない。

私の文章なんて。トラブルになったらどうしよう。もし書けなかったら。

ライターが急病になる理由は、ここに尽きるとすら思っている。やってみたはいいけどやっぱり、みたいな。

そうした不安を解消するために必要なのは自信でも文章力でもなく、組織だ。皆でそうしたところをフォローしていけば、何の問題もない。ワンフォーオールオールフォーワンってヤツ。不安さえ解消すれば、皆のびのびと仕事をしてくれる。

何かあっても私が防波堤になって、大きなトラブルにならずに済むようにできる。おかげさまであらゆる修羅場慣れしておりますので、多少のことには動じません。

こうした確信があるからこそ、組織化に踏み出した。

 

正直なところ、私以外のライターも質の良い記事が期日通りに納品できる優秀なライターばかりだ。ただ、本業があっての副業ライターなので、表立って活動はしていない。私が巻き込まなければ、ライターなんてしていなかっただろう。

こんなにも優秀なのになぜ、と思うけれど、単純に「それでお金が稼げるとは思わなかった」というだけ。

ブックマークコメントにあった「ライター供給と需要のマッチング」の致命的な欠陥は、私も感じている。

ちゃんと書けるライターはこの世にたくさんいて、ちゃんと書けるライターにちゃんとしたお金を渡して記事を書いて欲しい企業もたくさんいる。

なのに、そこのマッチングシステムがない。運と営業とコネ。良い仕事にありつけるのは、この3つのいずれかを持っている人間だけだ。(ちなみに私は運と営業をフル活用した)

私は営業に出ることができる人間だ。こんなどす黒い文章を書いてはいるが、実はものすごく社交性が高く『コミュニケーションおばけ』とまで言われたことがある。

会議もヒアリングもそれなりにできる自信がある。「聞き上手とか話し上手とかじゃなくて聞き出し上手だね」とまで言われたことがある。

こういう人間が筆頭になってライターと企業を繋ぐことができれば、もっともっとオウンドメディアを気軽に立ち上げられるようになる。

オウンドメディアは広告効果以外にも、ブランディング効果、ファン・信頼性の創出、そして営業マンが資料を持ち歩かずとも商品やサービスのデータが常にサイトにあるのでいつでもどこでも営業モードになれる、など、様々な利点がある。

これをやりたいのにできないという企業は、実は結構いる。

書ける人間がいない、何を書いたらいいのかわからない。悩みはそれぞれ。

もしこれを読んでいるあなたがライターで、在宅仕事が欲しいのであれば、明日にでも近所のインキュベーションセンターに営業に出かけてみるといい。1回は商談に持ち込めるだろう。(持ち込めなくても当方は責任を負いかねます)

私ももう少し組織を大きくすることができれば、もっと営業に出かけたいと思っている。今はまだご縁のある企業様ばかりを伝って当たっているけれど、飛び込み営業みたいなこともやってみたいとすら思う。(思うだけで終わりかもしれないけど)

 

ああ、これからのことを思うと胸が躍る。

不安がない訳じゃない。むしろ不安ばかりだ。けれど、不安なんて打ち勝てばいいだけ。打ち勝てば望むものが手に入るのなら戦う価値があると思う。

今までライターとして働く上でも痛い思いをたくさんしてきたけれど、今懇意にしてくださっている企業の担当様から言われたことがある。

「どんどん戦ってください」

「ライターはみんな戦わないから、地位がどんどん低くなっている。能力があって、戦える人には戦ってほしい」と。

その一言で、全てを肯定されたように思えた。

安いお金しか貰えなかったり、トラブルが起きたりするのは私の能力不足ではないだろうか、と、悩んでいた時期があった。いっそ、ライターなんてやめちまうか。とか。文章で食っていくとか贅沢言わなければ、私は食っていくことができる。ならいっそ。

そう思った時に私は留めてくれたのは、私の文章を評価して、依頼をくれている人たちの存在だった。

本当に、彼らがいなければ、今の私は絶対にない。

評価してくれた彼らや、評価してもらえた私の文章のために、私は戦おうと決めた。

友人には「相変わらず戦国武将みたいな生き方してるね」と言われたけれど、誉め言葉だと思っておく。

私は私が望む世界を手に入れるために、これからも戦場に赴きたいと思います。

戦死したらしたで、それまでの話。

ちなみに私は例の理由で未だに保険に入れないので死んだら骨しか残りません!